1.BIM/CIMにおける詳細度に関する以下の文の中で正しいものを選びなさい。
(ア) 既設構造物に絡み合うような構造物を設計するため、取り合いが気になったが、詳細設計の段階であるから、細部構造や接続部構造の
外形形状や鉄筋などの3次元モデルを作成しなかった。
(イ) 予備設計であったが、時間があったので、鉄筋コンクリート構造物の配筋をすべて3次元モデルで作成した。
(ウ) 基本設計であったが、鉄筋コンクリートの桁に複雑な箱抜きの穴があり、相当な配筋が必要と判断したため、鉄筋の3次元モデルを作成
(イ) 予備設計であったが、時間があったので、鉄筋コンクリート構造物の配筋をすべて3次元モデルで作成した。
(ウ) 基本設計であったが、鉄筋コンクリートの桁に複雑な箱抜きの穴があり、相当な配筋が必要と判断したため、鉄筋の3次元モデルを作成
して、貫通する配管やコンクリート打設の施工性を検討した。
(エ) 工事の段階ではあったが、比較的単純な形状の橋脚と橋台なので、詳細度200で3次元モデルを作成して納品した。
(エ) 工事の段階ではあったが、比較的単純な形状の橋脚と橋台なので、詳細度200で3次元モデルを作成して納品した。
2. 契約図書である2次元設計図面の作成に関する以下の文の中で正しいものを選びなさい。
(ア) 基本設計の段階なので、2次元図面を描いてから3次元モデルを作成した。
(イ) 詳細設計で、以前に設計したよく似た構造物の2次元図面があったので、それを少し修正して納品し、3次元モデルは後から作成した。
(ウ) 3次元モデルを切り出して、断面図を描いていたところ、寸法にミスが見つかったので、2次元図面を修正したが、3次元モデルはそのままにした。
(エ) 3次元モデルを切り出して、断面図を描いていたところ、寸法にミスが見つかったので、3次元モデルを修正して、もう一度切り出して断面図を描いたため、非常に手間と時間がかかった。
(イ) 詳細設計で、以前に設計したよく似た構造物の2次元図面があったので、それを少し修正して納品し、3次元モデルは後から作成した。
(ウ) 3次元モデルを切り出して、断面図を描いていたところ、寸法にミスが見つかったので、2次元図面を修正したが、3次元モデルはそのままにした。
(エ) 3次元モデルを切り出して、断面図を描いていたところ、寸法にミスが見つかったので、3次元モデルを修正して、もう一度切り出して断面図を描いたため、非常に手間と時間がかかった。
3.地表を表すランダムな点群データからメッシュデータを作成する方法に関する以下の文の中で、実際の地形に最も近いデータが得られるものを選びなさい。
(ア) 点群を標高が0の水平面に投影し、それらの点を母点とするボロノイ領域に分割し、さらにドロネー三角形分割を行い、各点を元の標高に戻す。
(イ) 点群を標高が0の格子を設けた水平面に投影し、格子点に最も近い点の標高値を格子点に与え、三角形分割を行う。
(ウ) 点群を標高が0の格子を設けた水平面に投影し、各格子点から一定の半径の円内にある点の平均値を格子点の標高値とし、三角形分割を行う。
(エ) 点群を標高が0の水平面に投影し、それらの点を母点とするドロネー領域に分割し、さらにボロノイ三角形分割を行い、各点を元の標高に戻す。
(イ) 点群を標高が0の格子を設けた水平面に投影し、格子点に最も近い点の標高値を格子点に与え、三角形分割を行う。
(ウ) 点群を標高が0の格子を設けた水平面に投影し、各格子点から一定の半径の円内にある点の平均値を格子点の標高値とし、三角形分割を行う。
(エ) 点群を標高が0の水平面に投影し、それらの点を母点とするドロネー領域に分割し、さらにボロノイ三角形分割を行い、各点を元の標高に戻す。
4.道路設計において切土・盛土の土工量をBIM/CIMを用いて計算する方法に関する以下の文の中で、正しいものを選びなさい。
(ア) 従来の2次元図面から平均断面法で求めた土工量もBIM/CIMソフトウェアで自動的に求めた地表面と切土・盛土後の表面との間の体積は同じである。
(イ) BIM/CIMソフトウェアにある平均断面法の機能で自動的に求めた土工量と従来の2次元図面から平均断面法で求めた土工量は常に異なる。
(ウ) BIM/CIMソフトウェアにある地表の等高線を用いた平均断面法の機能で自動的に求めた土工量と従来の2次元図面から平均断面法で求めた土工量はほぼ同じである。
(エ) BIM/CIMソフトウェアにある平均断面法は、水平な格子を設けて、各格子点における地表面と切土・盛土後の表面との間の標高差に格子辺の2乗を掛け算することによって土工量を計算する。
(イ) BIM/CIMソフトウェアにある平均断面法の機能で自動的に求めた土工量と従来の2次元図面から平均断面法で求めた土工量は常に異なる。
(ウ) BIM/CIMソフトウェアにある地表の等高線を用いた平均断面法の機能で自動的に求めた土工量と従来の2次元図面から平均断面法で求めた土工量はほぼ同じである。
(エ) BIM/CIMソフトウェアにある平均断面法は、水平な格子を設けて、各格子点における地表面と切土・盛土後の表面との間の標高差に格子辺の2乗を掛け算することによって土工量を計算する。
【正解】
1.ウ 2.エ 3.ア 4.ウ